★★うつ抜け日記 番外編005★★

★★うつ抜け日記 番外編005★★


知人が職場を辞めてから7か月。


定年退職まであと何年かを残し、衝動的な辞めて方をした。


明るい先が見えての辞め方ではなかったようだ。


心が辛くなり衝動的に辞めたらしい。


30年以上続けた仕事を辞めるコトは、どんな感じなのだろう、と思ったりする。


何度かその方にメールを送った。

落ち着いたら、お茶でも。と、いう感じのメールだった。


コロナの影響もあり、少し先延ばしにしていたが、返信が来た。


そろそろ、街に出てみようかな、という内容。


無理はしてほしくないけど、少しくらいは良いかな、と思う。


まだ、前期高齢者になるまでに10年くらいあるはず。


お金の問題ではないと言いつつ、おそらく少しは働く必要が出てくるのではないだろうか。


今は退職金があるだろうけれど、募集退職ではないため、少ないはず。


引き止める上司や同僚に恵まれなかったらしい。辞める理由になるくらいの職場のイジメがあったのだから、そうなるかも。


本人にもプライドがある。

誰かに助けを求めず、辞めるコトを選択してしまった。


気づいてあげられず、久々に会ったのは、退職の前の日だった。


ごめん。気づいてあげられなくて。