★★うつ抜け日記 番外編002★★

★★うつ抜け日記 番外編002★★


今週水曜日の午後、仕事中に胸が苦しくなりました。


少ししたら良くなるかと思いましたが、苦しさは増していきました。


コピー機の脇で倒れていたら、他の人がビックリするだろうから、ロッカーの影でひたすら耐えていました。


胸と背中、左腕と左肩が締め付けられるようでした。


死ぬ。


そう思いながら、最近検討した保険の減額を思い出しました。


死ぬなら、家族に残せるから、保険の減額はしないようにしようかな、と思ったり。


ああ、湯治宿に泊まるのをやっておけば良かった、と思ったり。


5分くらい経ったでしょうか。


だんだんと締め付けが薄れていました。


あれ、そうか。立ち上がれるかな。そう思い、自席に戻り、しばらく安静にしてみました。


1時間程度で回復し、冗談まじりに同僚に経過を話しました。


「それは病院に行った方がいいよ。俺なんか、昨年、すぐに入院して手術だったよ。」


そうなのか?

そうか。


とりあえず、夕方までやっている循環器科に。


レントゲンと心電図を取り、診察。


先生に症状を話すと、丁寧に狭心症について説明してくれました。


狭心症には、2通りあり、つまるタイプとつぶれるタイプ。


私は、酒タバコをやらないため、ストレス性だろうとのことでした。


ストレスって怖い。こんなところまで!心臓にまで影響があるのね、そう思いながら、エコーの予約を取り、万が一のための薬(発作時に舌の下に入れるらしい)をもらい帰宅しました。


最近、調子が良く、ストレスもないなーと思えていたのに残念ですが、地道に生きていこう、小さな幸せにも気づかせてもらった数日間でした。


私は幸せです。

病気は、悪いことばかりじゃないと思います。

大切なことに気づかせてもらえる貴重な機会かもしれないからです。